学童野球の親の負担を減らす3年目|育成会長として「仕組み化」に踏み切った話(前編)

2年目で、親の負担を減らすための改革に手をつけました。
そして3年目、私は育成会長を任されることになりました。

立場が変わったことで、求められるものも大きく変わりました。

👉 「改善する側」から「責任を持つ側」へ

ここからは、個人の動きではなく、
チームとしてどう回すかが問われるようになります。


体制の変化と引き継いだもの

3年目の体制はこうでした。

  • 私:育成会長
  • 監督:交代(前任は卒団のため)

基本的には、これまで進めてきた
👉「親の負担を減らす流れ」
を引き継ぐ形です。

ただし、状況はシンプルではありませんでした。

新しい“ボスママ”的存在は、声の大きい母親から
👉 監督の奥さん

立場としても影響力としても、これまで以上に強い位置です。

だからこそ、この年にやるべきことははっきりしていました。


3年目のテーマは「仕組み化」

これまで感じていた問題は明確でした。

👉 人によってやり方が変わる
👉 声が大きい人の意見が通る
👉 その場の流れで物事が決まる

つまり、
仕組みがないからブレる

そこで着手したのが

👉 「仕組みに落とし込むこと」

2年目でいろいろ変えてきましたが、
それはあくまで“動き”であって、
明確なルールとしては残っていませんでした。

これだと何が起きるか。

👉 「聞いてない」
👉 「前は違った」
👉 「なんで変えたの?」

必ずこうなります。

だからこそ、

👉 文句が出ない状態を作る必要がある

そのためにやったのが
👉 文章として残すことでした。


改革① 方針を明文化する

まずやったのは、チームの方針を明確にすることです。

今までは

  • 勝ちたいのか
  • 育てたいのか
  • 楽しくやりたいのか

このあたりが曖昧なまま進んでいました。

そこで、

  • 基本方針
  • 育成方針
  • 練習方針
  • 試合方針

それぞれを言語化しました。

そして大事にしたのは

👉 「やりたいこと」ではなく「方針に沿うこと」

例えば

  • なんとなくこの練習をやる
    ではなく
  • 方針に合っているからやる

という判断基準に変えました。


総会での合意形成

もう一つ重要だったのが

👉 方針を勝手に決めないこと

最終的には、総会で説明し、
👉 保護者全体の同意を取る形にしました。

これをやったことで何が変わったか。

👉 後から文句が出にくくなる

「あの時みんなで決めたよね」という共通認識ができるのは大きいです。


改革② 役割と権限を明確にする

次にやったのが、役割と権限の整理です。

今までは

  • 誰がどこまでやるのか曖昧
  • 気づいた人がやる
  • 結果、偏る

という状態でした。

そこで、

👉 各役職ごとに「やること」と「責任範囲」を明文化

しました。

例えば

  • どこまでが監督の判断か
  • どこからが保護者の役割か
  • 育成会長は何を決めるのか

これをはっきりさせることで

👉 「それ誰が決めるの?」問題が減る
👉 無駄な衝突が減る

という効果がありました。


改革③ 年間スケジュールの作成

そして、もう一つ大きかったのが

👉 年間スケジュールの作成

です。

もちろん、学童野球なので

  • 大会
  • 学校行事
  • 天候

によって変更はあります。

それでも

👉 「ある程度見える状態」にすることが重要

でした。


なぜスケジュールが必要だったのか

理由ははっきりしています。

👉 突発的なイベントを防ぐため

実際に前年は

  • 「クリスマスイベントやりたい」
  • 「BBQやろう」

といった声が急に上がり、
そのまま流れで実施されることがありました。

しかも、
👉 声が大きい人の意見で決まる

結果として、

  • 準備の負担が増える
  • 一部の人にしわ寄せがいく

という状態になっていました。

だからこそ

👉 「やるなら計画的にやる」

というルールに変えました。


順調に見えた3年目

ここまで仕組みを整えたことで、

  • 方針がある
  • 役割がある
  • スケジュールがある

チームとしては、かなり安定してきました。

そしてもう一つの変化は

👉 ボスママが表立って何も言わなくなったこと

でした。

反発もなく、
大きなトラブルもなく、
運営はスムーズに進んでいるように見えました。


でも、本当にそうだったのか

このときの正直な感覚は

👉 「うまくいっているように見える」

でした。

ただ、
どこか引っかかるものもありました。

  • 本当に納得しているのか
  • ただ表に出ていないだけではないのか

そしてその違和感は、

3年目の途中から一気に表に出てきます。

中編はこちらの記事から
学童野球の運営が崩れ始めた瞬間|3年目に起きた内部対立(中編)

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