学童野球の運営はこうして立て直した|3年目の決断と新体制(後編)

3年目の途中、チームは大きく揺れました。

方針ではなく個人に矛先が向き、
組織としてのバランスが崩れ始めた。

その中で出した結論が、
👉 自分が育成会長を退くことでした。


最初にやったのは「後任選び」

退くと決めた以上、次にやるべきことは明確でした。

👉 誰に任せるか

ここで一つ、はっきりと気づいたことがありました。

👉 自分は前提を間違えていた

それは、

👉 「組織に属する人間としての常識は共有されている」という前提

です。

  • 方針に従う
  • 権限の範囲を守る
  • 勝手に物事を進めない

社会人であれば当たり前のことです。

しかし実際には、

👉 その前提が通じない人もいる

これが今回の問題の本質でした。

正直に言えば、

👉 「なぜそれが守れないのか理解できない」

というレベルの話もありました。

ただ、これは感情でどうにかなる問題ではなく、
👉 前提が違う人が混ざると組織は崩れる
それを痛感しました。


後任に求めた条件

だからこそ後任に求めたのはシンプルです。

👉 方針と権限を理解できる人

つまり、

  • 組織としての動き方が分かる
  • 個人ではなく全体で判断できる
  • ルールを守れる

この条件を満たす人でした。


適任者はすぐに思い浮かんだ

実は、一人だけ心当たりがありました。

👉 以前、この流れを一緒に作ってきた監督

その方は一度卒団で離れていましたが、
下の子どもが入団し、チームに戻ってきていました。

タイミングとしてはこれ以上ない状況でした。


打診と葛藤

すぐに声をかけました。

ただ返答は、

👉 「まだ下の子が低学年だから早い」

当然の反応でした。

それでもお願いしました。

👉 「この流れを理解している人でないと難しい」
👉 「自分が始めた流れをつないでほしい」

その結果、

👉 「自分が始めたことだから」と引き受けてくれました。

ここは本当に大きかったです。

当然、社会人としての常識もあり、
👉 方針と権限の重要性も理解している人

安心して任せられる相手でした。


執行部への説明

次に行ったのが、執行部への報告です。

  • 自分が退任すること
  • これまでの経緯
  • 今起きている問題

ただし、ここで気をつけたのは

👉 個人攻撃にしないこと

あくまで

👉 「構造として何が起きているか」

を説明しました。


予想外の反応

このとき、印象的だったのが監督の反応です。

👉 真っ青でした

おそらく、ここまで問題が大きくなっているとは
認識していなかったのだと思います。

一方で執行部のメンバーは、

👉 「今の体制がいい」
👉 「あなた以外に適任はいない」

そう言ってくれました。

正直、ここは少し救われた部分でもありました。

これまでやってきたことが、
間違いではなかったと感じられた瞬間でした。

(まあ、丁寧にやってきたので当然といえば当然ですが)


後任の承認と引き継ぎ

事情を説明した上で、

👉 後任を推薦

単に「この人でお願いします」という形ではなく、

  • なぜ自分が退くのか
  • 今、何が問題になっているのか
  • 次の体制に何が求められるのか

ここを一つ一つ整理して伝えました。

そのうえで、

👉 「だからこの人が適任だと思う」

という流れで説明しました。

後任候補についても、

  • これまでの経緯を理解していること
  • 方針と権限の重要性を認識していること
  • 個人ではなく組織として判断できること

こういった点を具体的に共有しました。

その結果、執行部としても

👉 「任せられる人だ」という共通認識ができ、

形式的な承認ではなく、
👉 納得したうえでの承認

という形になりました。

この“納得して決める”というプロセスは、
その後の運営を安定させるうえでも
非常に重要だったと感じています。


総会での最終決定

その後、保護者全体への総会で

  • 体制変更
  • 方針の再確認

を行いました。

ここで改めて強調したのが、

👉 方針は守るもの
👉 権限を越えた行動はしないこと

この2点です。

そして、

👉 新体制として正式にスタート

しました。


私の役割は「裏方」へ

私は育成会長を退任し、
表に立つ立場ではなくなりました。

ただし完全に離れるのではなく、

👉 裏方として全力でサポートする立場に回る

ことにしました。

  • 仕組みの維持
  • 必要なサポート
  • 引き継ぎの補助

これらを中心に関わる形です。


まとめ|3年目を終えて

3年目は

  • 仕組みを作った年であり
  • 組織の限界を知った年であり
  • そして決断をした年でした

そして一番強く感じたのは、

👉 人ではなく、仕組みで守ることの重要性

ただし同時に、

👉 仕組みだけでは守れない現実もある

ということです。

学童野球の運営は、
野球の指導以上に「人」と向き合うものです。

そして、

👉 正しいことが、必ずしも通るわけではない

そんな場面もあります。

それでも、

👉 子どもたちのために何が最善か

それを基準に判断していくしかありません。

最終学年、4年目におきたことは?
学童野球の運営はどうなったのか|4年目に見えた「仕組みの答え」

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