学童野球を運営していると、避けて通れないのが雨天対応。
この日も、雨のため予定していたグラウンドは使用不可。
事前に教育委員会へ申請し、代替利用の許可も取っていました。
「今日は問題なく使えるはず」
そう思って現地へ向かったのですが――
そこには、すでに別の団体が。
■ 当日発覚のバッティング
現地に行くと、他団体も準備中。
お互いに「今日はうちが申請しているはず」と主張。
確認すると、どちらも教育委員会に正式申請済み。
原因は不明。
連絡ミスなのか、二重登録なのか、システムの問題なのか。
しかし、子どもたちはすでに集合済み。
雨は止みそうにない。
現場で判断を迫られました。
■ 協議の末、今回は“引く”判断
その場で双方の代表が協議。
結論は――
今回は自チームが譲る。
悔しいですが、揉めても子どもたちの前で良いことはありません。
大人のトラブルは子どもに見せない。
それも運営の仕事です。
■ まさかの軒下ミーティング
グラウンドは使えない。
ではどうするか。
その日は急きょ、施設の軒下を借りてミーティングを実施。
・試合での課題共有
・次の大会に向けた目標確認
・守備の役割再確認
結果的に、普段できない“言葉での共有”ができました。
練習はできませんでしたが、
チームとしては決して無駄な時間ではありませんでした。
■ なぜ起きたのか?
今回の原因は明確ではありません。
しかし、考えられる要因はあります。
- 代替申請ルールの認識違い
- 申請内容の共有不足
- 最終確認の未実施
- 教育委員会との認識差
「申請したから安心」では不十分。
最終確認と事前連絡の徹底が必要だと痛感しました。
■ 育成会としての学び
この一件で学んだことは3つ。
① 雨天時の代替場所は“第二・第三候補”まで持つ
一つだけでは足りません。
② 前日確認を徹底する
教育委員会・施設管理者へ最終確認。
③ 使えなかった場合の“プランB”を準備する
ミーティング、座学、動画分析など
「練習以外の時間活用」を決めておく。
■ 結局、運営力とは何か
グラウンドが使えない。
それ自体は珍しくありません。
問題は、その瞬間にどう動くか。
揉めるのか
譲るのか
代替案を出せるのか
学童野球の運営力とは、
トラブルをゼロにする力ではなく、
トラブルを“次の成長”に変える力なのかもしれません。

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